審美治療について
審美治療は、大きさなどを整えていくための治療で、見た目など「口元に自信がない」という方が検討されます。 詰め物や被せ物などに目立ちにくい白い素材を使うという方法ですが、審美性だけでなく機能性・耐久性を高めることもでき、総合的に「お口の健康を目指すもの」といえます。 審美治療の素材には、主にセラミック（陶器）が用いられます。自然な白さを再現できるとともに、強度にも優れているため、噛み合わせを整え、咀嚼（そしゃく）機能を高めることもできます。
当院が取り扱っている素材～ノンメタル～
従来、歯科治療では銀などの金属を用いるのが主流でした。
しかし、金属アレルギーの方は避けるべきであり、アレルギーのない方にとっても金属が唾液中に溶け出して体内に吸収され、全身の倦怠感・皮膚疾患・リウマチなどを引き起こすリスクがあると言われています。口内で微弱な電流を発生させ、悪影響を与えるというケースも考えられます。
当院では「ノンメタル（メタルフリー）治療」をメインにし、患者さんに安心して治療を受けていただくことを大切にしています。
当院が審美治療（自由診療）で取り扱っている主な素材には「e‐max（イーマックス）」や「ジルコニア」などがあります。
e-max（イーマックス）
透明感がある自然な白さの歯になります。 セラミックのフレックスで、最も審美性が高く、耐久性や体への負担も少ないため、バランスが良い素材と言えます。
天然の歯と同等の強度で、従来のオールセラミックに比べて耐久性が高いものとなっています。
継続回数：2~4回
治療期間：半月～2ヶ月
デメリット
かむ力が強すぎると割れることがある
体質に合わない可能性がある
ジルコニア
「人工ダイヤモンド」と言われるような素材で、従来のセラミックを超える十分な強度を許すことができます。割れにくいため、歯科でも使われることはあります。天然歯のような自然な色に仕上がります。
継続回数：2~4回
治療期間：半月～2ヶ月
デメリット
か装着の際、歯を削る量が多くなることがある
硬い素材のため研磨や調整が難し
ホワイトニング
ホワイトニングは、「黄色くなった歯を白くする」という審美治療の一つで、歯の表面（エナメル質）に沈着した有機物の着色を、専用の薬剤を使って分解・漂白します。 歯の色素沈着には、コーヒーやタバコなどに含まれる成分・加齢・体質などさまざまな原因があります。歯科医院で施術する「オフィスホワイトニング」と、患者さんご本人がご自宅などで行う「ホームホワイトニング」があり、当院では「ホームホワイトニング」をおすすめしています。 歯を削ることなくご自宅でのケアで薬剤をしっかり浸透させ、歯の白さを取り戻すことができます。
当院のホームホワイトニング
とりあえずでお渡しする薬剤とマウスピース（マウストレー）を使って、患者さんご自身で行っていただきます。 低濃度の薬剤を塗布したマウスピースを装着して一定時間おき、歯に薬剤を浸透させますますます。
メリットは、刺激や痛みがほとんどなく、自然な白さに仕上がり、色戻りしにくいという点です。
長期は、2週間～1カ月の継続が必要なこと、食事制限が必要なことや白さにムラがでやすかったことです。
